豆腐はぜいたく品
徳川家康や二代の秀忠は豆腐を食べていたことが分かっています。三代家光は慶安の御触書で豆腐はぜいたく品として庶民が製造することも食べることも禁止していました。江戸や大阪など一部で庶民も食べるようになったのは江戸時代中期以降です。農村では長く祭りやお盆などのハレの日しか豆腐、がんもどき、油揚げ、こんにゃく、米、酒を口にすることができませんでした。農民にぜいたくな暮らしをさせないことで少数の武士が統治する身分社会は支えられていたのです。うどんやそばも農民は製造を禁止されていました。権力者が人々の食べ物まで支配することで成り立つ社会というのは息苦しそうですね
No.996
4月19日調理の麻婆豆腐
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