霜止出苗
七十二候は今日から17番目の霜止出苗(しもやみてなえいずる)です。立春から数えて87日後が八十八夜(5月2日頃)そして立夏(5月5日頃)が訪れます。その頃になると天候が安定して種まきを安心してやっても大丈夫と判断されました。霜止出苗はその直前の時期、そろそろ最後の霜が終わるので種まきや苗を植えられることを教えました。晩春は遅霜があるので農家には危険な時期です。せっかくまいた種や苗が霜で死んでしまうからです。忘れ霜、霜の果て、霜の別れ、終霜など俳句の季語にたくさん遅霜の表現があるのは、農家の方々がそれだけ霜が終わる時期を見定めていたからでしょう。初めて家庭菜園や花壇を始める方は立夏(5月上旬)過ぎから始めるのが安全です
No.983
4月24日。食堂ポットのサニーレタス。毎朝、外側の葉をちぎっています
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