土旺用事
ことしは7月18日から土用が始まりました。詳しくは立秋前の18日間なので夏土用と言います。季節を分ける四立(立春・立夏・立秋・立冬)の18日前から四立までを土旺用事と呼び、省略して土用と言うようになりました。季節が変わる時期なので土いじりを避け、体の養生に励む時期とされました。夏土用は夏から秋へと季節が移り変わる時期を教えてくれます。昨今の日本の山河は四季の移ろいが薄くなり雨季と乾季の二季になってきました。それでも土や草、森や山、海や空はまだまだ四季の原則を保っています。夏から秋へと季節が変わる時期は台風や猛暑など大きな自然災害が昔から繰り返されてきた時期です。同時に大切な稲穂が育つ時期でもあります。何百年も日本社会になじんでいた太陽太陰暦からグレゴリオ暦に変えた明治の権力者たちは大地の声を聴いていなかったと感じます
7月20日(火)の営みは白日(11:00‐15:00)
No.708
7月12日、土用を前に長ネギの定植を済ませました
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