吊湯(ディヤォ タン)
中華料理の多くに使われるスープはその店の特徴を大きく表します。スープをとることを吊湯と言います。代表的なスープは、毛湯(マォタン)・上湯(シャンタン)・清湯(チンタン)・白湯(パイタン)があります。基本的にはどの湯も鶏肉や豚肉、あるいは骨を使って時間をかけて抽出します。動物の肉や骨から抽出されるうま味成分「イノシン酸」は多くのひとの食欲をそそります。食堂でも開店当初は豚足、もみじ(鶏の足)、鶏ガラを時間をかけて煮込んでいました。しかし、味見を繰り返しながら少しずつ脂のうま味から植物性のうま味「グルタミン酸」中心のスープへとレシピを変化させました。現在のスープは昆布と鰹節、干ししいたけと煮干しを中心にしてうま味を抽出しています
6月6日(日)の営みは暮夜(昼は11:00‐13:30 夜は貸し切り)
No.664
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