八十八夜
ことしの立春は2月4日でした。月の動きをもとにした太陰暦では12月23日でした。立春から数えて88日目が八十八夜です。ことしはきょう5月1日。太陰暦は少しずつ季節の動きとずれていくので、日本社会では太陽の動きをもとにした二十四節季、七十二候や入梅や土用などの雑節も併用した太陽太陰暦が使われてきました。お茶は年に3回収穫できます。最初に収穫する時期が八十八夜。新茶とも呼ばれ、ほかの時期の収穫に比べて甘味と旨味のテアニンが3倍以上も含まれているそうです。雑節の一つである八十八夜は「別れ霜」とも呼ばれ、遅霜の注意はこの日までと言われました。ここから本格的な農作業、とくに日本人の主食である稲作が始まりました。春から初夏へと季節の呼び方も変わるタイミングです
本日5月1日(土)はランチのみ営業
写真は4月28日、山崎農園の茄子
No.629
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