節分
太陽の動きをもとにする二十四節季と月の満ち欠けをもとにする旧暦は似たような暦になっています。二十四節季では立春が1年の始まり、旧暦ではことしは2月12日が1年の始まりです。ことしの立春は2月3日です。その前日は二十四節季では大晦日にあたる節分です。地球から見た太陽の通り道を黄道(こうどう)と呼びます。昼夜の時間が同じになる立春を黄緯(こうい)0度として年間を通じて360度で分割しています。黄緯90度は夏至、黄緯180度は秋分、黄緯270度は冬至です。現在では黄緯315度になった瞬間の日にちを立春と決めています。ことしは2月3日23時59分に黄緯315度の瞬間を迎えるそうです。だから、その前日の2月2日が節分になります。37年ぶりだそうです。今後100年間は2月2日と2月3日のどちらかが節分を行ったり来たりするそうです。五穀は貴重な食べ物だったので、豆をまくことで聖域を作り福を呼び邪気を払う意味から豆まきが定着しました。魔(ま・鬼)を滅(め)するという語呂も含まれます。大豆を使った豆腐。蒸し鶏ではいっしょに豆腐も蒸しています
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