ニラ

韓国語で부추、中国語で韭葱、日本語で韮、英語でleek。東アジアが原産で、日本には弥生時代に中国大陸から伝わったと言われています。古事記や万葉集に登場し、体を温めたり、滋養強壮効果があり薬用として使われました。野菜として栽培されるようになったのは明治時代になってからです。和食、中華、韓国料理で幅広く使われます。葉ニラ、黄ニラ、花ニラとして食用します。太陽をあてずに軟化栽培した黄ニラは高級食材です。園芸用のハナニラは食べられません。ニラの2大栄養素はβカロテンとアリシンです。βカロテンは抗酸化作用があり疲労回復、がんの予防、アンチエイジング効果があります。体内でビタミンAに変わり、風邪の予防、髪の健康維持、粘膜や皮膚の健康維持、視力の維持が期待されます。臭いのもとのアリシンは、強い殺菌力、抗菌力があり、疲労回復に必要なビタミンB1の吸収を高めます。

佐々木食堂

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