安全とともに安心を
多くの作物は病害虫から守るために薬を使っています。大量生産、大量消費を支えるには安定した収穫が必要だからです。国の基準をクリアしているので出荷される時の残留濃度は食べても安全だとされています。しかし、小さな食堂では多くの仕入れを必要としないので、可能な限り土作りから収穫、調理から盛り付けまで自分で育てた野菜を使うことができます。農薬や化学肥料をまったく使っていないので、残留濃度を気にすることはありません。なかには虫が食べた痕が残るものもありますが、それだけ安全な食材である証明になります。夏の野菜は暑さに慣れているので収穫後は常温で保存できます。しかし、仕入れた野菜を同じようにするとカビが生えます。新鮮な食材を必要な分だけ収穫し、その都度使うので、無駄もありません。安全な食材を、大切に扱うことで、食べる安心も提供できるように心がけています。
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