世界飯
中国の唐代、宋代に米食文化が広がりました。鉄器の大量生産が可能になり、かまどが作られました。薪から石炭へ火力燃料が変わり、現在の中華鍋の原型ができました。現在の台湾にも伝わっている米をスープで炊いてから炒める方法が最初の調理法だったそうです。これはインドに伝えられ「プラーカ」に、さらにトルコへ伝えられ「ピラフ」になりました。スペインのパエリアは中東由来です。日本には遣唐使が、余ったご飯をごま油で再加熱する「焼き飯」として広がりました。インドから東南アジアへ伝わり、独特な調味料が加わり「ナシゴレン」「ビリヤーニ」となりました。アメリカ大陸では開拓時代にアジアとヨーロッパから同時に伝わり、フランス系アメリカ人が「ジャンバラヤ」として洗練させました。
0コメント